国道152号線バイパスと阿蔵山開発の今後は?

ハチ

2013年01月10日 16:05

安倍政権の防災、減災のための公共事業を主とした積極財政政策の影響で天竜区でも国道152号線バイパスの飛竜大橋より北側の部分の計画が進捗しそうな気配がしてきました。

一条工務店の浜松市への防潮堤整備のための300億円寄付がきっかけで遠州灘の防潮堤整備計画が浮上
コンクリートではなく土砂による防潮堤案が出ていて大量の土砂が必要となる
浜松市で1番効率よく土砂が採取できるであろう場所は天竜区内の計画が頓挫している阿蔵山開発地内
新東名高速道路へ近く工業用団地として利便性の高い阿蔵山
阿蔵開発に伴い国道152号線飛竜大橋北側部分の計画優先度が上がる
船明まで国道152号線バイパスが整備される



こんな構想が頭に浮かびます。公共事業は悪とされてきたここ10数年、正直この計画はもう無くなるんじゃないかと思っていましたが、東日本大震災およびデフレ脱却のための公共事業再開ということで今また現実味を帯びてきました。

国道152号線バイパスだけでは防災のためというインパクトは少なかったのですが、防潮堤工事と言う理由が加わり計画の優先度は一気に上がった気がします。

それに国道152号線と国道362号線が交わる天竜区市街地では過去10年に2回完全に交通網がパンクしたことがあります。 1回目は二俣で火事があったとき、 2回目は雪と凍結で橋や道路で事故が相次いだ時です。

そう考えると東海大地震が来た際には間違いなく交通網は寸断されて緊急時の輸送路が確保できなくなるのは目に見えているので国道152号線バイパスは防災のためといっても十分な効果があります。



今のところ計画はバブルの頃に立てたものがそのまま残っていてムチャクチャなものですが、早急に今の現状に合った計画を立てなおしてもらいたいところです。

予算は100億円はかからない位だと思うのでここ15年ぐらいで実は整備されている山間部の国道152号線での工事とそれほど変わらないのではないでしょうか?

次の10年で計画が進んでくれるといいですね!