デフレ
土曜日に遊びに来てくれた友人が今度新居に引っ越すのですが、その引越しの料金を聞いてびっくり!
トラック1台で半日作業ですが、1万5000円だそうです…。2社で競合をかけて値段を競わせたらそんな価格になってしまったそうなんですが、実は1万円ともいわれていたみたいです。(さすがに心配になってやめたそうですが…)
作業員二人とトラックのレンタル代で終わってしまいます。時給はせいぜい1000円でしょう…。
これを仕事としている人がいるんですから大変なことです。
この話を聞いてつくづくデフレはイカンなと思いました。真面目に働いていてもこんな収入しか得られないのです…。これではとても生活が成り立たないでしょう!
デフレは働く人のモチベーションを下げます…。
日本経済の長期低迷しているのもデフレが続き将来に希望が持てないからです。早くなんとかしてもらいたいものです!
株式市場も低迷が続いています。円高とデフレでは仕方がありません。なぜこれを止めようとしないのか?政府と日銀に強い不安感を覚えます。
日本もアメリカや中国と同じように自国通貨である「円」を市場に大量に発行すべきです!もちろんなるべく無駄にならないような使い方をして将来に借金だけを残さないようにしなければなりませんが…
そうすれば雇用が生まれ、給料が上がり、デフレも解消します。国家が負債を増やすので円安にもなります。借金も増えますがインフレになり税収が上がるのでうまくやれば破たんは防げます。
ではなぜやらないのか?そこがポイントです。
私の考え方ですが現在資産を多く持つ人が損をするからです。既得権益層が反対しているのです!この既得権益層は意外と多くの人が含まれていて60歳以上の高齢者が実は結構多いのです。
日本の資産の過半数は60歳以上が保有していて、これが若い世代にうつらないために内需が拡大せずデフレが続いているのではないでしょうか?
詳しく見ていくと話が長くなりそうなのでやめますが、今のこの社会の仕組みを変えていかないとどうにもならないことは確かです!
民主党の中のいざこざはどうでもいいのですが、9月中には何らかの形を示してほしいものです。
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