2015年07月15日

足し算の計算の仕方・覚え方【計算を早くやるには】

小学生になって算数の授業が始まりました。はじめは足し算からですが、その前に学校で宿題に出されたのは【 10はいくつといくつ? 】という問題でした。

なんでそこから入るのかなぁと思ったら足して10になる数字がぱぱっと出てくるようになると繰り上がりのある足し算が楽にできるようになるということを見越してのことだと思います。

足し算をどうやって早くできるかなーと考えていたら、大人はどうしているんだろうと思い調べてみました。私の場合はそろばんが頭に浮かぶので普通の人の計算の仕方が分からなかったのですが、計算の仕方には2通りやり方があるようです。

1つは指を折って数えていく方法!8+3だったら8の3つ後の数値、 9 、 10 、 11と指で数えます。もちろん慣れていくうちに指は使わなくなります。

もう一つは暗記する方法!数を集合体ととらえてイメージでたします。慣れてくれば2つの数値を見てその答えをイメージすることができより速く計算できます。

全部暗記するなんて無いと思うかもしれませんが、実は暗記する数はそんなに多くなくて済みます。

①同じ数の足し算(9個)

1+1から9+9まで同じ数の足し算なら大人の人が最終的に2の段の掛け算を使っているのではないでしょうか?つまり暗記する必要はありません。


②足して10になる足し算

1年生の最初で習いましたがこれも9個あります。でも逆さになってるものを省けば5個ですみます。 9+1 、 8+2 、 7+3 、 6+4 、 5+5 だけです。この数字の組み合わせが出たら足して10と頭に叩き込みます。

③足しても10までの繰り上がりのない足し算

3+2 、 4+2 、 5+2 、 6+2 、 7+2 、 4+3 、 5 +3 、 6+3 、 5+4
+1の計算は暗記するまでもないので逆さのものを除くとたった9個しかありません! +2の問題も2つ後の数と指を折って数えても瞬時に計算できますが、たいした数ではないので暗記した方が早いかもしれません。

④繰り上がりのある足し算

足し算の中で1番難しいのがこれですが、数が多くなってくると指を折って数えるのが大変です。ただし公文式ではこの計算も必ず指を折って数えさせるそうです。たくさんやっているうちにその方が早くなるらしいですが本当でしょうか?

学校では繰り上がりのある足し算は10になる数字に分解して計算します。例えば8+6であれば8+2+ 4 と分解して10+4=14 と言うように計算します。
はじめのうちはそのように計算していきますが、これも慣れてくれば数字の組み合わせを暗記してしまえばもっと早く計算できます。暗記する組み合わせも逆のものを除けば16個しかありません。
6+5 9+2
7+4 9+3
7+5 9+4
7+6 9+5
8+3 9+6
8+4 9+7
8+5 9+8
8+6
8+7

【まとめ】
そこまで計算してきたように足し算でも99と同じように暗記してしまった方が計算が早いと思います。もちろん暗記する過程で学校のやり方で計算をして早く計算できるようになっていくことが望ましいですが、効率よく早く計算できるようになるには下の式を最終的には暗記してしまいましょう。

おなじかず たして10 10まで くりあがりのある
1+1 9+1 3+2 6+5 9+2
2+2 8+2 4+2 7+4 9+3
3+3 7+3 5+2 7+5 9+4
4+4 6+4 6+2 7+6 9+5
5+5 5+5 7+2 8+3 9+6
6+6     4+3 8+4 9+7
7+7     5+3 8+5 9+8
8+8     6+3 8+6
9+9     5+4 8+7



Posted by ハチ at 08:41

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