2015年11月12日

小学1年生女の子初めてのマラソン大会で速く走る方法を考える!持久力を上げるコツは?

秋も深まりいよいよ持久走大会が近づいてきました。持久走なんて嫌だな~と思う子供が多いかと思いますが、どこの学校でも必ずあり逃げることはできないのでどうせなら前向きに頑張ってみた方がいいのではないでしょうか?

持久走で頑張れる子供というのは、勉強でも頑張れるし、ピアノや水泳などの習い事、中学校から控える部活動などでも頑張れるし、大人になってから仕事を頑張れる根性のある人間になれます。

嫌だ嫌だと言っているのはもったいない!頑張って少しでも早く走れるように努力してみてはいかがでしょう?

とはいっても走るのが遅かったら嫌になってしまうのが子供というもの… 。だから苦手意識を持つ前に小学1年生からスタートすれば嫌になる可能性も少しは減るかと思います。

持久力というのは運動神経の中でも頑張れば頑張っただけ成果が見えるもの!どんなにスポーツが苦手でも走り続けていれば必ず平均以上では走れるし、走るという事は全てのスポーツの基本的な部分なので持久走が得意になれば短距離走も速くなるし、サッカーやバスケなどでも上達が進みます。


前置きはこのぐらいにしておいて、今回はうちの娘をモデルにして進めていきますので、小学1年生のマラソン入門といった形になります。

小学1年生ですから今までに息がゼーゼーするほど走り続けたことなんてありません。胸が苦しくなってやりたくないというに決まっています… 。まずそこを楽しく走ることができるように必ずお母さんやお父さんが一緒に走ってあげることが大事です。

そして無理にスピードやタイムを求めるのではなく景色を見ながら会話をし、楽しく走るというのが第一のポイントです。できればこれは小学校に入る前から少しずつやっておいた方がいいと思います。

そしていよいよ持久走大会が近づいてきたら、そんなにきつくなくていいので練習をできるだけ毎日やっていくと確実にタイムが上がっていきます。


そしてここからは元陸上部の親バカが考える少し専門的な練習方法やコツです!

今回うちの小学校の1年生の女の子の持久走の距離は1kmです。 1000 mといえば昔はスポーツテストで走った距離ですね!今はシャトルランになってしまっていますが… 。

まず小学1年生の女の子が1,000 mをどのくらい走れるのかというのをネットで調べてみました!すると

~4分        県大会などがあったらそれで優勝できるレベル
4分~4分30秒   ほとんどの小学校で断トツ1位が取れるレベル
4分30秒~5分   優勝もしくは上位争いができるレベル
5分~5分30秒   上位争い~まあまあ速いレベル
5分30秒~6分   平均的な1年生の女の子
6分~6分30秒   ちょっと遅いマラソンが嫌いになる子たちのレベル
6分30秒~7分   下位争い
7分~        ビリ争い

ぐらいでしょうか?印象なので明確な根拠があるわけではありません。 2年生、 3年生、 4年生と学年を重ねていくうちに15秒程度ずつ速くなると思われます。

ちなみにうちの娘は今年最初の練習(11月1日)の時は6分10秒かかりました… 。しかし1週間練習したら5分中盤で走れるようになり、 2週間練習したら5分ぴったりで走れるようになりました。一緒に練習をした友達も最初走ったときは6分かかっていたのに2回目走ったら5分30秒など一気にタイムを縮めるケースが多かったです。

これは持久走を走ると息がゼーゼーして胸が苦しくなるという体験を今までしたことがなかったからであり、慣れてくればそういうもんだと思って苦しくても速く走れるようになるからだと思います。心のリミッターさえ外れるとまだ1年生ですしそんなに個人差がないのではないかと思っています。

さてここでマラソンを速く走るコツというのをいくつか並べてみたいと思います。

①できるだけ同じペースで走り切る

②最初のグラウンド1周(200メートル)ぐらいは早めのペースで走る

③準備体操をしっかりやる

④呼吸法に気をつけてできるだけ酸素をたくさん体に取り入れる

⑤腕をしっかり振る

⑥ご飯をしっかり食べエネルギーを補給する

⑦怪我しない程度にできるだけたくさん練習する

⑧良い運動靴を履く

うーんこのぐらいでしょうか?まだあると思いますがこれらについて細かく説明をしていきたいと思います。場合によってはいくつかかぶる点もあると思いますがご容赦ください!


①できるだけ同じペースで走り切る

・小学1年生ですからね~ペースなんてはっきり言ってわかりません!多分5 、 6年生ぐらいならないと体育のレベルでは持久走のペースなんて考えないんじゃないでしょうか?
当然、早くなったり遅くなったりすればその分疲れます… 。 1年生なんか最初全力で走ってしまう子も多いのではないでしょうか?
まずは目標タイムをおおよそ決めてそれを200メートルで分割した場合どのぐらいで走ればいいか考えます。
1 km 5分だったらちょうどグランド1周200メートルを1分で走ればいいのです。

②最初のグラウンド1周(200メートル)ぐらいは早めのペースで走る

・同じペースで走るといってもやっぱりスタート直後はみんな勢い良く飛び出すので無理のないペースでスピードを上げなければいけません。
小学校低学年では特に最初についた差はほとんど覆ることがありません。多分自分より格上と認識して前のスピードが落ちたら自分も苦しいからスピードを落としてしまうんですね… 。
プロだって最初より最後の方がタイムは落ちますからそういった意味でも最初の位置取りは重要です!
1位を目指す子なら後ろを諦めさせるぐらい差をつけてしまえば低学年では逆転されないでしょう!?目標とする子がいるならば無理をしてでも頑張ってついて行った方が最終的にタイムはいいと思います。

③準備体操をしっかりやる

・ 1年生、はっきり言ってほとんど準備体操をやりません… 。でも走る前に体を温めておいたりストレッチをしたりしておくことで確実に早く走れるのは間違いないです。
5分程度のジョギングと50メートル程度の全力ダッシュ、足を前後に開いて股関節のストレッチ、アキレス腱伸ばしぐらいは最低でもやっておきたいところです。
特に50メートル程度の全力ダッシュをやっておかないと最初の飛び出しで出遅れる可能性があるので注意です!

④呼吸法に気をつけてできるだけ酸素をたくさん体に取り入れる

・マラソンのタイムはかなりの部分を最大酸素摂取量が決定づけます。できるだけ多くの酸素を取り入れるために基本的な呼吸法をマスターしましょう。
まず第一に息を吸うよりも吐くことを重視すること
息を吐ききる前に次の空気を吸ってしまうといちど使った二酸化炭素の多い空気をもう一度吸い込むことになりかなり無駄です!
吐いて吐いて吸って吸ってが一般ですが、子供にはよりわかりやすくシュッシュッポッポーのリズムで息をしようと教えてあげてください。
息を吐くときは口を開けて「ハー」と吐くよりも口を窄めて「フー」と吐いた方がたくさんの空気を吐き出すことができます!試してみてください
まぁ呼吸法については自分のやりやすい方法が1番だと思いますが、やっぱり息を吐くということを頭に入れておいてください。

⑤腕をしっかり振る

・腕をしっかり振れば自然にストライドが伸びます!地面を蹴る力も強くなりますし、疲れてきたときほど腕をしっかり降りましょう
走りは基本ビッチとストライドで決まりますから速いピッチで大きなストライドを取れるよう筋力をアップさせることも重要です。たくさん走ることによって筋力アップにもなりますし、フォームもきれいになって短距離走も早くなるのが小学校低学年の特徴です!

⑥ご飯をしっかり食べエネルギーを補給する

・速く走るエネルギーの元となるのは何と言っても栄養です。中でも長距離走に必要なのは炭水化物!カーボローディングという言葉を知っているでしょうか?マラソン大会の前には炭水化物多めの食事にして体の中に蓄えられるエネルギーを満タンにしておきましょう!
特に当日の朝はお餅がお勧めです。朝はなかなか食べれない子でもお持ちならば投げ餅の丸いやつ2つでお茶碗1杯分です! 3つ4つぐらい食べられるのではないでしょうか?吸収も2時間と早いのでレース開始の2 ~3時間前までに食事をしておきましょう。
炭水化物の他にパフォーマンスを上げる魔法の栄養素としてbcaaがあります。ほとんどのタンパク質に含まれていますが、それとは別にゼリー飲料などで30分~1時間前に飲むことでびっくりするほど疲れにくい体になります。学校に持っていけない場合はウォータータイプを水筒に入れて持っていくのもありです!





⑦怪我しない程度にできるだけたくさん練習する

・長距離走のいいところはどんな人でも練習は必ず裏切らないということです。嫌だ嫌だと言うよりも毎日コツコツ練習することで必ず前の自分よりも速いタイム良い順位を手に入れることができます。

⑧良い運動靴を履く

・努力した上で最後は道具にも頼りましょう。軽くて足にフィットするタイプの靴がお勧めです!私の1番のお気に入りはアシックスのマジックテープで止めるタイプのものです。


  


Posted by ハチ at 11:31

2015年07月15日

足し算の計算の仕方・覚え方【計算を早くやるには】

小学生になって算数の授業が始まりました。はじめは足し算からですが、その前に学校で宿題に出されたのは【 10はいくつといくつ? 】という問題でした。

なんでそこから入るのかなぁと思ったら足して10になる数字がぱぱっと出てくるようになると繰り上がりのある足し算が楽にできるようになるということを見越してのことだと思います。

足し算をどうやって早くできるかなーと考えていたら、大人はどうしているんだろうと思い調べてみました。私の場合はそろばんが頭に浮かぶので普通の人の計算の仕方が分からなかったのですが、計算の仕方には2通りやり方があるようです。

1つは指を折って数えていく方法!8+3だったら8の3つ後の数値、 9 、 10 、 11と指で数えます。もちろん慣れていくうちに指は使わなくなります。

もう一つは暗記する方法!数を集合体ととらえてイメージでたします。慣れてくれば2つの数値を見てその答えをイメージすることができより速く計算できます。

全部暗記するなんて無いと思うかもしれませんが、実は暗記する数はそんなに多くなくて済みます。

①同じ数の足し算(9個)

1+1から9+9まで同じ数の足し算なら大人の人が最終的に2の段の掛け算を使っているのではないでしょうか?つまり暗記する必要はありません。


②足して10になる足し算

1年生の最初で習いましたがこれも9個あります。でも逆さになってるものを省けば5個ですみます。 9+1 、 8+2 、 7+3 、 6+4 、 5+5 だけです。この数字の組み合わせが出たら足して10と頭に叩き込みます。

③足しても10までの繰り上がりのない足し算

3+2 、 4+2 、 5+2 、 6+2 、 7+2 、 4+3 、 5 +3 、 6+3 、 5+4
+1の計算は暗記するまでもないので逆さのものを除くとたった9個しかありません! +2の問題も2つ後の数と指を折って数えても瞬時に計算できますが、たいした数ではないので暗記した方が早いかもしれません。

④繰り上がりのある足し算

足し算の中で1番難しいのがこれですが、数が多くなってくると指を折って数えるのが大変です。ただし公文式ではこの計算も必ず指を折って数えさせるそうです。たくさんやっているうちにその方が早くなるらしいですが本当でしょうか?

学校では繰り上がりのある足し算は10になる数字に分解して計算します。例えば8+6であれば8+2+ 4 と分解して10+4=14 と言うように計算します。
はじめのうちはそのように計算していきますが、これも慣れてくれば数字の組み合わせを暗記してしまえばもっと早く計算できます。暗記する組み合わせも逆のものを除けば16個しかありません。
6+5 9+2
7+4 9+3
7+5 9+4
7+6 9+5
8+3 9+6
8+4 9+7
8+5 9+8
8+6
8+7

【まとめ】
そこまで計算してきたように足し算でも99と同じように暗記してしまった方が計算が早いと思います。もちろん暗記する過程で学校のやり方で計算をして早く計算できるようになっていくことが望ましいですが、効率よく早く計算できるようになるには下の式を最終的には暗記してしまいましょう。

おなじかず たして10 10まで くりあがりのある
1+1 9+1 3+2 6+5 9+2
2+2 8+2 4+2 7+4 9+3
3+3 7+3 5+2 7+5 9+4
4+4 6+4 6+2 7+6 9+5
5+5 5+5 7+2 8+3 9+6
6+6     4+3 8+4 9+7
7+7     5+3 8+5 9+8
8+8     6+3 8+6
9+9     5+4 8+7  


Posted by ハチ at 08:41

2015年02月25日

幼稚園児が二重飛びを跳べるようになるまで!縄跳び選びから練習法まで、ジャンピングパネルは効果絶大!

つい2ヶ月前まではぴょんぴょん跳びしかできなかった娘が二重飛びを飛べるようになるまで!

二重飛びを飛べるようになるにはまずいくつかの準備が必要です。

①縄跳び選び

幼稚園で購入する縄跳びは布製の太くて重いロープですが、初めて縄跳びをする子には良くても二重飛びを目指す子供にはまったく向いていません!

縄跳び選びで重要なのは、持ち手が長く、空気抵抗が少なく、それでいて重さがあるもの。

二重飛び名人や重り付きが縄跳び、アシックスの公式な飛びを購入しましたが、いちばん飛びやすそうなのはやはりアシックスの公式な時かな~



②縄跳びの長さを短くする!

二重飛びにつまずいている子は大体縄跳びが長すぎる傾向にあります。これから成長するからといって長めに縄を残しておくとどーしても早く回すことができません!思い切ってカットすることが必要です。しかも余った縄跳びはグリップに詰め込むのではなく、切ってしまうようにしましょう。

③ 30秒間に70回以上飛べるようになる

二重飛びは縄を早く回すことができなければ飛ぶことができません。その目安は30秒間に70回です!色んな飛び方を練習しながらとにかく前まわしをたくさん飛びましょう。

④ジャンプした後着地で膝を曲げすぎない

③までで大体の人は二重飛びが一体飛べるようになっていますが、 2回以上飛んでいくためには連続してジャンプしなければいけません!いったい飛ぶことに集中しすぎてしゃがみ込んでいては次のジャンプに繋がらないので着地で膝を曲げすぎないように注意して連続ジャンプができるようになりましょう!

⑤トントンタターン、トントンタターン、トントンタターン

二重取りが一体飛べるようになったら、次は前回しと二重飛びを組み合わせてトントンタターン、トントンタターン④で述べたように二重跳びの後連続してジャンプを続けられるように練習する。これができるようになれば5回ぐらい二重跳びが飛べるようになります。

⑥ジャンピングボード、トランポリンを活用

二重飛びが5回ぐらい飛べるようになれば、ジャンピングボード、ジャンピングパネルとも言うかな?もしくはトランポリンを活用してジャンプ力を補助してあげることで二重扉ガンガン食べるようになります! 1週間もあれば50回ぐらい飛べるようになる子どももいます。

ジャンピングパネルは購入すると5万円ぐらいしますがDIYで作れば3,000円ぐらいで作れます。ホームセンターに行って、ベニヤの合板と10 cmくらいの角材を買ってきて釘で打ち付けるだけです。合板の厚さ12 mmを2枚重ねるとちょうどいいです。体重が40 kg以上あるようだと3枚ぐらいあった方がいいです。



⑦二重跳びが50回飛べるようになればできること!

ジャンピングパネルで50回ぐらい飛べるようになれば、もうジャンピングパネルを使わなくても何十回も飛べることができます。飛んでいるところを見ればわかることですがジャンプ力はあんまり関係ないんです。リズムとタイミングを掴めば、小さいジャンプでも飛ぶことができます。

そしてこの頃になるとはやぶさや3重跳びができるようになっています。次の目標としたこれらを伸ばしていくと楽しみが続きます。

終わりに

幼稚園年長の娘はわずか2か月ほどの間に前まわしもろくに飛べない状態から二重扉飛べるまでになりました!縄跳び自体は誰にでも出来るのできっかけさえ与えてあげれば子供はどんどん伸びていくと思います。ぜひ試してみてください!

  


Posted by ハチ at 09:39